簡単にできる防犯のススメ

警視庁の発表によりますと、都内における侵入窃盗件数は年々減少しているものの、手口はこの数年間変わらず、空き巣がその半数以上を占めています。
発生場所としては、一戸建て住宅が全体の23.7%、中高層住宅(4階建て以上)は16.1%で、侵入手段で多いのが一戸建て住宅では「ガラス破り」、また中層階住宅では「ガラス破り」の他に「ピッキング」や「サムターン回し」といった手口も目立って多くなっています。

春の風に誘われて、お出かけしたくなるこの季節。その前にもう一度、家の防犯について見直してみましょう。今回は、誰にでも簡単にできて心強い『防犯グッズ』のご紹介です。

LESSON−1 ガラス破り対策

空き巣の多くが、掃き出し窓などのガラスを割って侵入しています。鍵をきちんとかけるのはもちろんですが、塀や垣根の死角になっている場所にある場合は、防犯対策を強化しておく必要があります。

警視庁の調べによると、泥棒は10分以上かかっても開かないと分かると侵入をあきらめるそうです。
そこでオススメなのが
・ガラスに防犯フィルムを貼る
・補助鍵をつける
・アラームをつける

などです。

防犯フィルムは、ホームセンターなどで1,000円くらいから入手できます。窓ガラスに貼ることでガラスを割れにくくする効果があります。

補助錠は最近様々なものが販売されていますが、女性でも簡単に付けられて日常の開け閉めにも差し支えない、また美観を損ねないタイプには右写真のようなものがあります。
補助錠
補助錠使用例
窓枠の内側に貼るだけなので設置がとても簡単。普段は閉じておけば窓の開閉に差し支えることはありません。
補助錠使用例
外出時には(押)マークを押して開いておきます。窓を開けようとしてもひっかって開かない仕組み。
窓用アラーム
貼っておくだけで窓の振動をキャッチし、鳴りだすアラーム。
両面テープで貼るだけだとすぐ取れちゃいそうで、ちょっと心配。という方には、サッシにねじで固定するタイプがおすすめです。普段はロック部分をはずしておき、外出時のみ挿入します。ロックをかけることで安定感がさらにアップします。

他にも、ガラス自体を破壊に強い『防犯ガラス』に変える、夜間のセキュリティ効果をアップする『センサーライト』を設置するなどすれば完璧でしょう。

LESSON−2 ピッキングやサムターン回し対策

お宅の玄関の鍵は『シリンダー錠』ですか?
もしそうでない場合、ピッキング対策としては、まず『シリンダー錠』に取り替えるのが一番確実な防犯です。
また、補助鍵を付けることも有効です。ん〜でもちょっと大変。という方向けに、本物そっくりの鍵穴が販売されています。
サムターン回し対策用グッズ
どちらもサムターンにかぶせることで器具にひっかからないようにし、開鍵を阻止します。左はねじで固定、右はかぶせるだけでOK。鍵の種類によっては合わないものがあるのでご注意。
そして最近警戒されているのが『サムターン回し』です。(サムターンというのは、ドアの内側にある縦横に回すつまみのこと)ドアの隙間に外側から器具を入れ、サムターンを回して開鍵し、侵入するという手口です。

これを防ぐためのグッズもいろいろ発売されていますが、日常の開け閉めに邪魔になりそうな物や、取り付けるのが面倒な物も多く、まだまだ開発が期待されます。
その中で、比較的簡単便利で価格もお手頃なのが写真のものです。

ドアの取手自体が最初からサムターン回し対策用にデザインされたものも出ているようですので、もし新たに取り替えをお考えなら、そういった製品を選ばれるのもいいでしょう。

LESSON−3 防犯は、気を引き締めて、地域全体で

空き巣に合わないようにするためには、なにより「ちょっとだけだから」といった油断や「たぶん大丈夫」という過信は禁物です。

・短時間の外出でもきちんと鍵をかける
・合鍵を植木鉢の下などに置かない
・泥棒が侵入しやすい足場になるようなものを置いておかない
・長期間留守にするときは新聞をためない


など、普段から気を引き締め、不審な人物を見かけたら地域全体が協力して声をかけ合うことも大事な防犯です。

■防犯グッズ/東急ハンズ渋谷店
※紹介している製品は、全ての建材で使用可能なものではありません。ご購入に際しては、よくご確認ください。また、全ての製品は防犯効果を高めるためのものであり、絶対的に予防できる保証がある訳ではありません。ご了承ください。