涼しげな窓辺でエコロジー

だんだんと日差しが強くなってきました。今年もジリジリ太陽の季節が到来します。地球温暖化が深刻になってきている今、少しでも緑を増やすことで小さなことからエコロジーしてみませんか? 光熱費の節約もいいけれど、楽しみながらできる涼しげな窓辺の演出で見た目からもエコロジー。そんなLOHASなスタイルをオススメします。

LESSON−1 透明感のある物を使う

小さなグリーンをたくさん集めて飾ると、まるでオアシスのような風情があって、何だか心がやすらぎますよね。

素焼きの鉢でもいいのですが、見た目の清涼感をアップさせるには、透明感のあるガラスやアクリルの物がオススメです。中に土ではなく、ハイドロカルチャー用の小石やクリスタルチップを入れるとさらに涼しげになります。
葉ものだけで全体をグリーンの濃淡で統一します。花を添えたい場合は、白や黄色などあまり強くならない色で。

「ハイドロカルチャー」は、土の代わりにハイドロボールという直径1cm前後の粒を使用して、室内で植物を育てる方法です。土を使わないので、水腐れや根腐れしないように根腐れ防止剤を加えます。また、直射日光が当たる場所に置くのは厳禁なので、耐陰性の強い植物を選ぶのがコツです。
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左上からプミラ(かご入り)、アシリュームフリゼリア(ハンギング)、ポトス(試験管入り)、左下からアスパラガス、ベビーティアーズ、アジアンタム
<耐陰性のある植物>
アジアンタム/ワラビ科
日陰でもよく育つので、年間を通して室内で楽しめる。強い光に当てると日焼けしてしまうので、夏は室内の日陰に、冬はやや半日陰の場所に置く。高い空中湿度を好むので、暖房器やクーラーの近くに置くのは厳禁。風と水にデリケートで、水切れや空気の乾燥で葉が縮れて枯れ込んでしまうので、葉水をこまめに与え、湿度を保つことがポイント。葉が枯れ込んだ場合は、株もとまで刈り込むと新しい芽が株元から出てくる。

アスパラガス/キジカクシ科(ユリ科)
食用のアスパラガスと同じ仲間。日当たりの良い場所を好むが、夏は強光に当てると日焼けするので半日陰に置く。根の一部に水分を蓄える球状の貯水根があり、乾燥に耐える能力が強いので、生育中は用土が乾いたらたっぷりと与え、冬は控えめに。伸びすぎた茎は切りつめて形を整える。

プミラ/クワ科
日当たりを好むが、真夏の日差しは強過ぎるので半日陰に置く。耐陰性があり、明るい日陰でも育つが、間伸びしてしまうので注意。耐寒温度は0度と冬の寒さには強い。水は、土の表面が乾いたらたっぷりと与える。湿度を好むので、年間を通じで霧吹きで加湿して育てる。

ポトス(ライム)/サトイモ科
とても丈夫で耐陰性もあるため、一年中室内に飾ることができる。半日陰程度を好むが、光線が不足すると葉の色があせ、間伸びする。ただし、夏の強い日差しに当てると焼けてしまうので、日陰に置き、冬は日当たりの良い場所に。高温多湿を好み、寒さにはやや弱いので、冬は乾燥気味に育てる。挿し木で簡単にどんどん増やすことができる。

テーブルヤシ/ヤシ科
耐陰性が強く、明るい日陰を好むので室内に長く置いても傷むことが少ないほど丈夫。直射日光に当てると日焼けして枯れ込んでしまう。耐寒性にも優れているので、普通の室内で十分に越冬できる。生育期は用土が乾いたらたっぷりと水を与え、乾燥するとハダニがつきやすいので葉水も十分に与える。冬は水やりを控えめに。

サンセベリア
マイナスイオンを発散することで有名。耐陰性はかなり強く、室内に置くのにぴったりな品種。本来は陽光を好むが、真夏の強光線に当てると日焼けすることがある。また低温に非常に弱いのが欠点。ただし、乾燥には非常に強いので、水を全く与えない乾燥状態にすれば、5℃以下の低温にも耐えるが、過湿を嫌うので水をあげすぎないように注意する。葉挿しで増やすことができる。

LESSON−2 お風呂場にはハンギングで

イメージ 柔らかい針金
工具が無くても手で曲げられます
お風呂場には、簡単にできるハンギングでグリーンを楽しみましょう。湿気を好み、枝を垂らすタイプのものを選ぶのがポイント。土を少し残して根を水ゴケで包み、手で曲げられる柔らかい針金を使ってグルグルと巻いていきます。最後の部分は、すでに巻いた針金に一度くぐらせて、端をポールにかければでき上がり。水を含むと重さが増すので、大きいものは避けて、小さいものをいくつか並べます。

LESSON−3 寝室にも置いて寝苦しさを解消

マイナスイオンを出すことで知られているサンセベリア(写真一番左)は、耐陰性、耐寒性に優れているので室内に置くのに向いています。
また、コアラが食べることで有名なユーカリ(写真一番右)は、葉に独特の香りを持ち、葉に含まれる成分は、風邪の予防や花粉症、防虫などにも効果があると言われています。

ハイドロカルチャーは比較的手間要らずなのですが、さらに手間がかからないのが「エアープランツ」(写真奥右から2番目)です。ただ、置いておくだけで大丈夫な不思議な植物で、土に植えることもできますが、ハイドロカルチャーには向きません。

寝室やリビングなどのリラックススペースには、躍動感のある緑色ではなく、落ち着きのある緑色を選びます。高低差をつけてディスプレイすると奥行き感が出て、ゆったりとした印象になります。
おうちのちょっとしたスペースにオアシスを作って、涼しく快適に過ごしましょう。


奥左からサンセベリア、アレカヤシ、エアプランツ(チランジア)、ユーカリ、手前左からプミラ、ワイヤープランツ、カラジウム