株式会社 裕企画株式会社 LUMBER ONE丸澤産業株式会社
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「たかが建売・されど建売」
 建売住宅というのは、実は不動産屋が販売上の呼び方でつけられたもので、決して安物の代表ではありません。また、土地を買ってから建てるのは売建て、チラシによく出ている「フリープランでこの価格!」はこのことです。このお話の中での建売住宅は、売建ても含めてのお話です。
 僕は、大まかに、今の新築住宅事情は3つに分かれると考えています。

まずは、大きな敷地に注文住宅、いわゆる成功したひとたちの豪邸みたいな高級注文住宅層、次に自分の敷地に或いは土地を購入してハウスメーカーに頼んで建てる住宅層、そして土地から建物までセットでパック購入できる建売住宅層だと思います。

 これらの購買価格はピラミッド型になっていて、土地代も含めて考えた場合、高級注文住宅層はピンからキリまであるがイメージとして大体1億円以上(かな?)。ハウスメーカー層は大体5千万円以上(?)で、そして建売住宅は2千万円~5千万円ぐらいの価格と想定します。土地柄にもよるだろうし、細かいことはいろいろありますが、あくまでも大まかに見ての話です。
つまり、何が言いたいかというと、建売住宅の購買層が最も多く、日本の住宅の60%以上が、建売住宅です。

この建売住宅が少しでも変われば世の中、楽しくなる?
 人は人らしく暮らすために必要な「衣」・「食」・「住」。「衣」と「食」については必要不可欠という枠を超え、各々がその個性に合わせてずいぶんと楽しめるようになってきました。「衣」については例えばユニクロからアルマーニまで、「食」もそうです。吉野家からウカイ亭まで、個性に合わせて、ライフスタイルに合わせて楽しみながら、選べるようになりました。

 「住」はどうでしょう?確かにお金を出せば、よりいい物はできるでしょうが、建売住宅の中で、個性に合った、ライフスタイルにあった住宅を本当に考えて探しているでしょうか?どこの建売住宅を見ても僕には、ハウスメーカーの請売りのようにしか見えません!
「売れりゃ何でもいい」ってもんじゃない!
供給側の合理性のみを追求した建売り住宅。そこには工夫やアイデア、個性といったものは感じられません。
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もっといえば、「住」という概念だけが満たされているようにすら感じます。『建売り』だから仕方がない? そんな事はないはずです。

 僕は今、建売住宅は、衣・食が個人のライフスタイルで選べるように、知恵とセンスとライフスタイルで、楽しんで選べるカテゴリーを創るべきだと考えています。建売住宅で世の中を楽しく変えたい! 
だから、「たかが建売、されど建売」なのです。

建売業界の「森伊蔵」でありたい!
 今や焼酎はどこの飲み屋に行っても欠かせないお酒となっているが、「いいちこ」と「森伊蔵」である。僕はお酒が好きなので、面白い例をあげると「いいちこ」は、私が学生のときから「下町のナポレオン」と親しまれて安価で飲みやすい焼酎として人気があった。そして、今や日本に市場を置くに留まらず、東南アジアにも進出し、ブームとなっているそうだ。方や、「森伊蔵」は酒蔵へのこだわりのために限定生産しており、販売方法は抽選販売となっている。どちらも、焼酎業界では人気者であろう。

 建売業界でも、大量生産し安価で呑み易い「いいちこ」のような会社と 昔ながらの酒蔵にこだわり続けて味を守るため限定生産しかできない「森伊蔵」のような会社がある。どちらも特化して業績をあげている会社である。

当社は建売の『森伊蔵』で在りたい!

 僕はいろんな住宅の営業マンと話す機会があるが、彼らがよく言うのは「4LDKの家を造って下さい。それが一番売り易い」である。確かに、お客さんの最初の要望はそうかもしれないが、それはお客さんが住宅に関して自信がないから、営業マンの「みんな、こうですよ」という言葉に流されてしまうのだと思う。
 そして、営業マンは、速く、お客さんから手離れしたいから、世間一般論で押し通す。食べ物、着る物、車もなんでも自分のスタイルで選べる時代なのに、「建売」だから、仕方がないとあきらめているのか?どうやら、そうではなさそうだ!単純に感性がまだ、未熟なだけかもしれない!そんな感じに窺えた。

  「住宅を決めることは家族のこれからのライフスタイルを決めることだ」と私は思う。どんな生活がしたいか?10年後にどうありたいか?家を建てるのだから旦那さん!奥さん!もっと議論して喧嘩してもいいと思う!こんなコンセプトをお客さんともっと話せたらと思っています。僕らは、「住宅という箱を売っているのではない。暮らしを売っているのだ」そんなこだわりを持ちたいのです。(チョット綺麗事!)
だから、僕らの会社は大量生産の「いいちこ」には、なれないのです。「森伊蔵」は言っています、「蔵を大きくすれば、目の届かない所も出てきて本来の焼酎の味が出せなくなる」

 そして最後に「こだわりの職人としてこれから先も、細く長く焼酎を造り続けたい」と。そのまま「焼酎」を「住宅」に置き替えて、(株) 裕企画の想いとしたい。